【 概 要 】−皆神神社の創建は不詳ですが古くから神仏混合の聖地とされ多くの修験僧が修業に励んでいました。皆神神社は皆神山の山頂に鎮座する熊野出速雄神社(出速雄命・伊邪那岐命・伊邪那美命・速玉男命・豫母都事解男命・舒明天皇・古人大兄皇子)、侍従神社(侍従大神 大宜都比賣大神)、富士浅間神社(木花咲耶姫命)、嘉佐八郎社(少名彦命)など多くの神社の総称で中心的な神社である熊野出速雄神社は養老2年(718)に勧請されたとされ中世は修験道の拠点として発展しました。皆神神社は明治時代初頭に発令された神仏分離令により山伏や別当寺院だった和合院が廃寺となりましたが随神門や熊野出速雄神社本殿(室町時代、梁行3間、桁行5間、撞木造、妻入、鉄板葺、長野県指定県宝)、本地仏だった木造大日如来坐像、木造阿弥陀来坐像、木造弥勒菩薩坐像などが残され神仏混合時代の名残が残っています。皆神神社の境内である皆神山は安山岩質の溶岩ドームで構成されており1965年から数年にわたり松代群発地震が発生、発光現象なども観測されており太古から自然崇拝が行われていたと思われます。中腹には「小丸山古墳」や「天の岩戸」などの古墳や天の岩戸伝説や天狗伝説などの伝承も残っていて神聖視されていたと思われます。
【 皆神山ピラミッド説 】 皆神山は「太古に作られた世界最大のピラミッド」とされ、所謂エジプトのピラミッドとは異なり人力では無く重力制御技法(?)で築造されたそうです。頂上部が自重により不均衡に凝縮した事でねじれ摩擦現象が起こり、その摩擦により電磁波が発生し、この電磁波で物体が垂直移動出来るそうです。古文書で記載されている「天の岩舟」はこの原理により空を自由に動き回れるそうです。築造年は旧石器時代とされ優れた能力を持った須佐之男命によって造られたそうです。さらに皆神山は古文書で記載されている高天原で宇宙航行基地だそうです。と言う説があり駐車場にはピラミッドの由来が書かれている案内板があります。
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