長野県・伊那市高遠町・遠照寺

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伊那市高遠町:遠照寺
【 概 要 】−遠照寺の前身である薬師堂は嵯峨天皇(第52代天皇・在位:大同4年809年〜弘仁14年823年)の御代に当地まで布教の為に錫を運んだ比叡山延暦寺の住職最澄大師が自ら漆黒の薬師如来像を彫刻し一宇を設けたとされます。鎌倉時代の天福元年(1232)に天台宗の寺院として開山し谷室山天福寺と号するようになり、室町時代に火災により堂宇が焼失し荒廃すると日朝聖人が日蓮宗の寺院として再興し妙朝山遠照寺に寺号を改称しました。日朝聖人は日蓮宗総本山身延山久遠寺第11法王で身延山発展の基礎を築いた高僧として知られ遠照寺は「日朝様開創の霊跡」として日蓮宗の信者から信仰を集めました。江戸時代中期には大年寄という大奥を指導する立場にありながら歌舞伎役者の生島新五郎らを相手に遊興に及んだ絵島が大奥の風紀粛正の為に高遠藩に預かりの身となり、遠照寺だけは外出が許された事から度々当寺を訪れたと伝えられています。遠照寺は文化財も多く、特に釈迦堂(附:多宝小塔)は室町時代後期の名建築とされ国指定重要文化財に指定されています。
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遠照寺(伊那市高遠町):周辺の見所

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