長野県・小諸宿本陣

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【 概 要 】−小諸本陣は江戸時代後期に建てられたもので、北国街道小諸宿で問屋を営んでいた豪商上田家が本陣職を兼任しました。本陣とは大名など身分が高い人物が宿泊や休息で利用する施設で、建物の規模や様式、意匠などが格式が高いものが求められました。問屋場とは宿場の中で人馬の継立業務や飛脚業務を行う施設で宿場の中でも重要地位を占めました。その為、本陣、問屋共に、宿場内での実力者が勤めていました。明治時代に入ると宿場制度が廃止となり参勤交代も無くなった為、本陣としての機能も失われ、明治時代中頃には当建物も上田家から田村家の所有となりました。現在の建物は問屋部分で木造2階建て、切妻、瓦葺、妻入、桁行15.6m、梁間15.3m、1階は8室が2列と畳敷きの廊下、2階は9室と多くの部屋が配されています。外観は正面2階外壁が1階の腕木で支えで前に張り出す出梁造で、1階は前面格子戸、2階には出格子や看板屋根が設えられています。西に隣接する薬医門も一般的な町屋建築では建てる事が許されない格式のある建物で、門から直接、座敷棟(御殿:現在は移築保存されています。)に入れるようになっています。旧小諸本陣は昭和48年に国指定重要文化財に指定されています。
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小諸宿本陣(小諸市):周辺の見所

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