長野県・白馬村・三日市場神明社

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【 概 要 】−三日市場神明社の創建は不詳ですが古くから沢渡郷の鎮守として信仰されてきた神社で白鳳期に勧請されたとも言われています。中世に入ると三日市場神明社は領主である沢渡氏から崇敬され、天正16年(1588)には現在の本殿や相殿の諏訪社などの社殿を造営しています。覆屋の内部に鎮座している本殿(神明社)は一間社切妻見世棚造(桁行3尺9寸、梁間5尺9寸3分)、直線厚板葺。相殿諏訪社は一間社流見世棚造(桁行3尺8寸6分、梁間3尺4寸4分)、厚板葺。両社殿ともに室町時代(天正16年:1588年建築、大工棟梁:大町出身の金原周防)に建てられた数少ない神社本殿建築として大変貴重な存在で国指定重要文化財に指定されています。又、三日市場神明社の社宝である銅製懸仏2面(弘安9年:1286年製作、菩薩形20.2cm、大日如来形21.9cm)が長野県県宝に指定されている他、大和国助次作の太刀(建武年間:1334〜1338年製作)が国重要美術品に認定されています。禁制札2枚(慶長19年:1614年・天正16年:1588年)と絵馬2面(天正年間:1573〜1593年奉納)が白馬村指定有形文化財に指定されています。
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三日市場神明社(白馬村):周辺の見所

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