長野県・須坂市・旧園里学校

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【 概 要 】−旧園里学校は明治6年(1873)に小山村止善学校(明治6年:1867年12月に、小山村円光寺内に開校)の支校として開校したのが始まりで、元々あった灰野村地蔵堂を校舎として利用しました。園里学校校舎前にある「延命地蔵堂の桜」が往時の名残で推定樹齢400年、樹高12m、幹周5.6mあり昭和47年に須坂市指定天然記念物に指定されています。明治10年(1877)地蔵堂が火災で焼失、現在の建物はその後の明治16年(1883)に建てられたもので、木造2階、寄棟、桟瓦葺き、縦長の上げ下げ窓の採用や、隅石(鏝押え、漆喰仕上※旧園里学校ではあくまで見た目の意匠として取り入れたもので、実際に石積では無い)、玄関ポーチ(柱は円柱のギリシャ神殿風で、波などの彫刻は和風、柱もわざと縦溝を彫刻し石柱風に見せています)、ポーチ上部の六角塔屋(太鼓楼:当時は太鼓が置かれ生徒や教師に時刻を知られていた。)など当時に洋風建築の要素を取り入れています。昭和4年(1929)以降は豊丘村役場として利用され、平成4年(1992)に復元修理、現在は資料館として一般公開されています。明治時代初期に建てられた学校建築で擬洋風の様式が分かるの遺構として平成5年に須坂市指定有形文化財に指定されています。
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