長野県・白馬村・長谷寺

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【 概 要 】−長谷寺は千国街道沿いにある名刹で明徳2年(1391)に開かれたのが始まりと伝えられています。その後一時荒廃しましたが大永6年(1526)、平倉城の城主飯森日向守盛春の内室光姫の尽力によって中興再建され飯森氏の庇護を受けます。伝承によると光姫は大和国(現在の奈良県)に境内を構える初瀬寺(真言宗豊山派総本山の長谷寺)から十一面観世音菩薩を勧請したとされ、現在も本尊として信仰の対象となり、本堂内部には光姫の位牌が安置され境内には墓碑が建立されています。弘治3年(1557)、武田信玄が白馬地方まで侵攻し平倉城は落城、盛春も自害した事で長谷寺も外護者を失い一時衰微しましたが、その後再興されています。現在の境内には天和2年(1682)に再建された本堂をはじめ、寛政11年(1799)に建てられた庫裏、文政3年(1820)に建てられた山門、安政5年(1858)に建てられた宝庫、平成4年(1992)に建てられた示現閣、鐘楼などがあり本堂・庫裏・山門の3棟が白馬村指定文化財に指定されています。寺宝も多く、本尊十一面観世音菩薩、道元禅師像、瑩山禅師像、釈迦涅槃図、十六羅漢、韋駄天像、「正法眼蔵」写本、地蔵尊像などを所有しています。又、参道の杉の巨木群(老杉群)は創建又は中興再建の際献木したと伝わるもので推定樹齢500年から600年、大きいものは樹高35m、目通り幹周6.0mもあり白馬村指定天然記念物に指定されています。
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長谷寺(白馬村):周辺の見所

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