長野県・諏訪市・片倉館

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【 概 要 】−案内板によると「 片倉館は昭和3年(1928)に、当時日本の代表的製糸業者片倉家が、地元の人々の福祉施設として建設した温泉浴場です。建物は日本の浴場では稀な西洋風に設計され、尖塔と煙突、水平と傾斜の強い屋根は、非対象の美を表現し、ヨーロッパの古都を思わせます。また内部には動物意匠の装飾、ステンドグラスのはめ込みなど、童話風の趣があります。建物の基礎は湖岸の軟弱地盤に適する工法が採用され、今日まで耐震性の強さを証明しています。設計者は森山松之助で、台湾総督府などの建築を手がけた昭和初期の建築家です。 諏訪市教育委員会 」とあります。片倉家初代市助は明治6年(1873)から製糸業を始め、当初は家庭内工業的で生産も限定的でしたが、2代兼太郎は垣外製糸場を創業し本格的に製糸業に参入し巨大な富を得ました。明治28年(1895)、当時は劣悪な労働環境だった事から兼太郎は片倉組を設立し従業員の福利厚生など待遇改善に努めました。片倉館は国指定重要文化財に指定されています。
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